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ホワイトニング
歯の「色」でお悩みの方へ向けて、当院では、院内で施術するオフィスホワイトニング、ご家庭で患者さま自身に行っていただくホームホワイトニング、失活歯に適したウォーキングブリーチを取り扱っています。
オフィスホワイトニングでは、お口全体の歯に光を当てることができる照射器、ブリリカ・ビアンコを採用しています。このホワイトニングシステムは、メーカーや代理店の担当の方に依頼をし、デモンストレーションを受け、スタッフ皆の話し合いの上で使用を決めたものです。これにより、従来よりも早く薬液の化学反応を促進でき、施術の時間が短縮できるようになりました。
ホームホワイトニングは、空いている時間にご自宅で行える気軽さが魅力のホワイトニング法です。薬剤を入れたトレーを毎日約2時間装着する作業を、2週間から6週間ほど続けていただくことで、歯の色が白くなっていきます。そのほか、神経を取ったり、神経が虫歯に侵されたりして色が変わってしまった「失活歯」には、ウォーキングブリーチという治療法があります。
ホワイトニングを行う際は、患者さまのお口の中を拝見し、症状やご希望に合ったものをご提案いたします。必要に応じて、より薬液が作用しやすくなるようにクリーニングをすることもあります。現在は、ご年齢や性別を問わず多くの方にホワイトニングをご利用いただいています。ご興味がある方は、お気軽にご相談ください。どのくらいの白さを希望しているかに関しても、遠慮なくおっしゃっていただければと思います。
矯正歯科(部分矯正)
当院では、乳歯が生え替わる時期の小児矯正から、永久歯が生えそろった後の矯正まで、患者さまの年代を問わず矯正治療を行っています。また、目に付きやすい歯並びの一部だけを整える、部分矯正にも対応可能です。
矯正治療をするメリットは、歯並びを美しく整えてコンプレックスをなくすことだけではありません。歯磨きをしやすくし、よく噛んでお食事を楽しむためにも、整った歯並びは欠かせないからです。口元のシルエットがすっきりと整うこと、発音や発声がしやすくなることも魅力です。当院では、顎全体が撮影できる矯正用のレントゲンを使い、緻密に診査診断しています。
また、若い頃は歯がきれいに並んでいた方でも、大人になってから下顎の前歯が重なり始め、歯並びがガタガタになるというケースは少なくありません。歯は周りの組織から圧力を受けており、バランスが取れた位置に動こうとするからです。年齢とともに前歯の歯並びが乱れてしまった方には、部分矯正がおすすめです。全ての歯を動かす治療よりも、費用も期間も負担が少なくなることがほとんどです。
当院で矯正治療をする良さは、虫歯・歯周病などの一般的な歯科診療にも対応しているという点にもあります。仮に虫歯の治療や抜歯が必要になっても、他院まで行く必要がなく、複数の歯科医師間での伝達不良の心配もありません。
歯並び・噛み合わせに違和感や不安を抱えている方は、どうぞ当院にご相談ください。ご相談は無料です。
入れ歯
当院では、保険適用のレジン床義歯や自由診療の金属床義歯など、様々なタイプの義歯を取り扱っています。お口の状態に応じて、患者さま一人ひとりに複数案の治療計画をご用意します。
中でも、義歯をつけていることが目立たず、しっかりとした噛み心地をご希望の方には、コーヌスクローネ義歯をご紹介しています。これはテレスコープ義歯の一種で、残っている歯に金属の内冠を被せ、その上に入れ歯と連結した外冠を被せて固定します。
コーヌスクローネ義歯は、取り外し可能な義歯ですが、バネを隣の歯にかけて固定する部分入れ歯よりも安定性は高くなっています。これは、入れ歯についた外冠が、残存歯に被せた内冠に、まるで茶筒のようにぴったりと被さるためです。
また、見た目の良さも特徴の一つであり、片側処理の義歯が可能です。
ほかにも、アタッチメント義歯という、やはり留め金が見えない入れ歯もご紹介可能です。お口の状態によってご紹介できる義歯が違いますので、まずはお口を見せていただき、ご要望をお聞かせいただければと思います。
歯を失ってから何も入れていなかった方から、義歯を使っているが口に合わなくなってお困りの方まで、安定性の高いものをご希望の方は、一度ご相談ください。
インプラント
失った歯を補う治療を行う際は、患者さまのご希望を伺い、どのような義歯治療が合うかを考えます。より自然な見た目で、安定性の高い治療をご希望の方には、インプラント治療をおすすめしています。
インプラント治療は、人工歯根を顎の骨に埋め込んで、そこに人工歯冠を装着することで歯を補う治療方法です。人工歯根はチタン製で、顎の骨に埋め込んで数か月経つと骨と結合します。それがインプラントの安定性の理由です。
インプラント治療の流れとしては、顎の骨に人工歯根を埋め込んだら、骨との結合が起きるまで3~6か月間待ちます。その後、歯ぐきから人工歯冠の頭を露出し、土台を取り付けます。歯ぐきの状態が安定したら、型を採り、人工歯冠を作製します。最後に人工歯冠を装着したらインプラント治療の終了です。
インプラントを長く保つためにはメンテナンスが重要です。ホームケアと定期検診を忘れずに続けてください。
歯周病治療
歯周病治療の基本はプラークコントロールと歯石除去です。プラークコントロールは歯垢が溜まらないように行うクリーニングやブラッシングの総称です。治療後は検査を行い、状態の改善状況を確認しています。
治療後に検査を行う理由は、しっかりと状態を確認するためです。検査結果が良くならなければ、さらにスケーリングルートプレーニングや外科的な処置を行い、状態の改善を図ります。そして、これらの治療後に再度検査を行って、状態を確認します。
このように、歯周病治療は処置と検査を繰り返して進めていきます。治療期間が長いと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、検査を怠ると状態の確認ができず、歯周病の進行度が分かりません。進行度が分からないと、それに応じた治療ができないため、検査はとても重要です。
他院にて受けている歯周病治療に不安を覚えるという方も、ぜひ当院で一度検診を受診ください。
予防歯科
虫歯・歯周病の予防ができている場合、次なる歯を失うリスクに歯根の破折があります。この原因は様々ありますが、中でも当院ではブラキシズム、すなわち歯ぎしりや咬みしめの癖に着目し、お口の中を診ています。
歯ぎしりや咬みしめが見られると、一部の歯に過度に力がかかることになり、それが痛みの原因や歯のグラつき、ひいては抜歯のリスクにもつながります。歯ぎしりは、睡眠中に行っています。自覚することは少なく、周囲の人に知らされて初めて気づくことがほとんどです。
咬みしめは、日中・夜間かかかわらず無意識のうちに歯を食いしばってしまうものです。これらを総称してブラキシズムといいます。歯ぎしりの治療には、歯ぎしりから歯を守るナイトガードを、咬みしめには、歯をくいしばる癖を取り除くトレーニングの指導を行っています。ブラキシズムから歯を守ることで、健康な歯を長い間保ちやすくなります。
そのほか、虫歯リスクが高い方にはフッ素塗布を行ったり、矯正治療を希望される方にはカリエスリスク検査を実施したりもしています。歯へのダメージを防ぐための様々な処置を行っていますので、口腔内を健康に保ちたい方はぜひお越しください。